ROLL-SIGN TOTE BAG
1920年代から60年代までNEW YORKの地下鉄で行き先を示す為に使用されてきたロールサイン。
黒ベースの物に白文字をプリントを施したわけではなく、慌ただしく方面を変更する際の巻き取られる動作でプリントが剥がれ落ちても確認出来るように、且つなるべく文字を際立たせる為にベラムと呼ばれる生成色の綿麻素材を下地に文字の部分を抜いて黒い顔料で手描きまたは一枚一枚手刷りでプリントをしていました。
今回はその手法を踏襲し、当時のオリジナルで使用していた生成色の生地に最も近い生地の中でややネップ感のある綿素材を選定し、黒の顔料プリント後に表面からPVC加工を入れ、更に程良いハリとコシを出す為に別工場にてシボ感のある型押し加工を施しました。
これによりカバン全体には程良いしなやかさが加わり、更に表面の撥水性を一気に高める事が出来ました。
また持ち手に使用しているレザーもロールサインが使用されていた年代に合わせ、茶芯の物を別注で製作。
使っていく程に徐々に経年変化が楽しめる様な仕上がりになっています。
また持ち手部分は５段階のアジャスター仕様にしており、手持ちから肩掛けまで多種多様な使い方が出来ます。
前回もあっという間に完売してしまったロールサイントートバッグですが、今回はサイズを横だけやや小振りにリサイズし、更に使い易くしましたので是非、店頭またはWEBにて御覧になって下さい。
WEB :
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