TIMEX SKINDIVER
今回の海外出張へはオーバーホールから戻ったばかりのヴィンテージのTIMEXをつけてきました。
このモデルは60年代半ばに出た
『SKINDIVER WATERPROOF 600FEET』
というモデルで当時のTIMEXのダイバーズの中では最上位機種にあたる物でした。
この後、デイト機能を搭載し、200FEETまで防水機能を落とした廉価版のモデルも登場しますが、ケースが厚くなったりベゼルもメタルからプラスティック製になってしまう事もあり、このデイト無しの600FEETの方が個人的には気に入っています。
デザインもアンティークROLEXの様なドーム状のプラ風防やROLEXがイギリス軍に納入していた通称『軍サブ』っぽいインデックスの上からの蓄光剤の乗せ方、アンティークTUDORのイカサブと軍サブをミックスした様な針の形状、ケース全体の薄さも含めて良い仕上がりです。
ベルトは自分が購入した時に付いていたラバーの物をまだ使っていますが、ベルト次第でより雰囲気の出る時計だと思います。
ただ、
このモデルはこれまでも3度見つけたんですが、ベゼルの表記は全て下の写真の様な仕様ばかりで上記の軍サブの様な全刻みベゼルの個体はこれしか見ていないので詳細は不明です。
そしてなぜか全てコンディションが良くないという…
せっかく全刻みベゼルなのでまずは軍サブ風のNATOベルトに交換してみるつもりです。
もし運が良ければ値段も軍サブの数百〜千分の1以下で入手が出来る事もあるので、オーバーホール代を入れても、アンティークROLEXよりも気軽に使える雰囲気のある時計になるかなと思います。